【ソニー】はじめて10倍株になった話【純益1兆円】

こんばんは🐷

はじめて、保有株が10倍になったので自慢します。10倍株を達成の経緯とこれからを考えてみます。

ソニーが初の純利益1兆円予想

ソニーの2021年3月期の純利益が1兆円を超える予想となりました。ゲームや音楽で強さを見せています。

ソニー、初の純利益1兆円超 21年3月期 - 日本経済新聞
ソニーの業績が拡大している。3日、2021年3月期の最終的なもうけを示す連結純利益(米国会計基準)が前期比86%増の1兆850億円になりそうだと発表した。従来予想を2850億円上回り、初めて1兆円を超える。巣ごもり消費によってゲームやテレビなどの利益が想定を上回る。年間の純利益予想を引き上げるのは2回目で、純利益が1兆...

この決算を受けて株価は急伸、2月5日には20年ぶりの高値12,450円をつけました。

10倍株(テンバガー)達成

そして、僕のソニー保有状況はこんな感じです。

2012年9月~12月にかけて購入しました。取得単価1,143円が8年かけて、12,450円になりました。+989%です。

ということで、僕の投資歴ではじめての10倍株(テンバガー)です!

テンバガー Ten Baggerとは、10倍になった株のことだよ!

1銘柄で2,000万円の含み益が生じています。僕のポートフォリオ中、最大のウェイトを占めています。最近の総資産額の変動は、ソニー株で大きく左右されます😅

キャピタルゲイン狙いの購入と再現性

購入時点では、2009年3月期から4期連続の純損失、購入直前の2012年3月期には4550億円という巨額損失を計上していました。しかし、赤字であってもソニーのブランド力は健在で、価格競争の消耗戦を強いられるだけの総合家電とは違うと感じていました。

それに、ソニーの注目度は、失望時の過剰なたたき売りと同じように、復活した場合には非常に大きな反発力になると期待していました。今から見れば、ここが底だったわけですが、信じて持ち続けて良かったです。完全に結果論ですが。

8年持ち続けた

キャピタルゲインを得るには、当然ですが、株価のギャップが必要です。スタートアップが成長することに伴って株価が上昇する、というのがわかりやすいです。しかし、ギャップということであれば、下落・低迷した企業の復活に伴う株価上昇も同じです。今回は、この後者のギャップを利用したものです。

そして、前者よりも後者のほうが再現性が高いと考えています。前者は、無数のスタートアップから本当に成長する企業を探すのは難しいということ、一般投資家が買えるようになる頃には成長期待が大きすぎてギャップは埋まっていることが多い、などが困難の要因です。この辺は、改めて詳細を書きたいと思います。

成長期を迎えずに死ぬ企業が多い

後者であっても、配当狙いやインデックス投資よりもずっとリスクが高いのは言うまでもありません。なので、今回は狙い通りであったとはいえ、やはり幸運だったと思います。一度幸運で成功してしまうと、失敗するまで続けてしまう、というのが常です。同じロジックでGEを買っているので、気を引き締めていきたいと思います。

今後の見通しと売却タイミング

今後、どこまで株価が伸びるのかはわかりません。週明けにはいきなり10%くらい下がるかもしれません。怖いです。

このツイートは決算発表より前にしたものですが、とにかく今はこの心境です。8年もかけてようやく実った成果が失われるかもしれないという恐怖は、とてつもなく大きいです。

時差のある米国株だったら寝られなかったかも

しかし振り返ってみれば、10倍株を達成した要因は、株価が上がったことだけではなくて、2倍になったとき・5倍になったときに売らなかったことも大きいです。ということは、今もその途中かもしれません。つまり、この恐怖に負けて売却すれば、次の20倍や50倍のチャンスを摘んでしまうことになります。

まあ、50倍はさすがに厳しいかもしれませんが、日本発のAppleになれるチャンスがあるとしたら、ソニーしかないという期待や夢を抱かせてくれる会社でもあります。

正直、暴落しているときよりも株価を見るのがつらいです。暴落時は、むしろ開き直って買増できるので気楽でした。

配当目的の継続保有はない

早期リタイアを目指している僕にとって、株式投資の大きな目的は不労所得の確保です。ということで、ソニーの配当を見てみます。

中間配当金期末配当金年間配当金
2017年3月期10.00円10.00円20.00円
2018年3月期12.50円15.00円27.50円
2019年3月期15.00円20.00円35.00円
2020年3月期20.00円25.00円45.00円
2021年3月期25.00円30円(予定)55円(予定)
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/faq/dividend.html#block04

配当利回りは低いです。実は連続増配しているのですが、もともと少ない配当金に対して、株価が急伸したため、利回りは0.4%程度となっています。ただ、取得単価1,143円で考えると年間55円の配当は、4.8%を超える高利回りです。やはり、長期保有の威力は大きいと実感します。

しかし、膨らんだ約2,200万円の時価総額に対していえば、税引前で年間10万円弱しかありません。売却して、利回り3%程度の高配当株に投資すれば、年間60万円程度の配当が得られることから、配当を目的にした継続保有は合理的ではありません。

年間60万円の配当収入、つまりリタイア後の毎月5万円の生活費はとてもとても大きいです。

結局、今後の値上がりを待つかどうか

そもそも当初から、配当は度外視してキャピタルゲイン狙いで購入した銘柄でした。配当生活を最終目標としつつも、いきなり高配当株だけを買っているのではスピードが遅すぎるので、リスクはあるけど大きく稼げれば売却して、高配当株購入の原資としようと思っていました。

その狙いは十分に達成したと言える水準になっています。狙い通りになったら売る、それが原則のような気もします。あと、売却すると400万円程度の譲渡税がかかります。高すぎます。

配当目的でないとすれば、結局、今後の値上がりを期待するかどうかになります。これがなんとも言えません。PERは14倍程度と、それほど高くはありません。一気に全部を売る必要はないので、買うときと同じように、少しずつ売るのが正しいのかもしれません。

悩む

購入の経験に比べて売却の経験が少ないと改めて実感しています。一般的にも、売却のほうが難しいとされています。ということで、嬉しいけど悩みが続きます。売却したときは報告しますね。

ありがとうございました。投資は自己判断でお願いします🐷

コメント

  1. […] すでに2月第1週で10倍株を達成したソニーのおかげもあって、非常に大きく上がっているので、予想という感じではないですね。現時点で、1月末から+7.2%となっています。希望を込めて、このままの相場が続くような気がしています。 […]

  2. […] 月末の急降下がなければ、昨年11月の+7.31%と同じくらいだったのですが、それでも5.39%の大幅上昇です。日経平均が30年ぶりに3万円を超え、僕の保有株ではソニーが初の10倍株を達成したように、株価は好調でした。 […]

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