おはようございます。ぶたぞうです。
自民党の新総裁に菅義偉氏(読み方は「すが よしひで」)が選出され、16日にも新内閣が発足されます。
菅内閣で株価はどう動くのか、株価が動くと自分にどう関係するのか。明確な答えはありません。断言していたら詐欺だと思ってください。
ただ、「嫌な会社員生活から解放されたい!」と自分勝手に思っているぶたぞうが、政治をどのように見ていくのかをお話したいと思います。
政治やニュースと自分のリタイアは関係する!
遠い世界のように感じるかもしれない政治の世界です。しかし、十分にアンテナを張って自分の生活にどう関係しているのかを考えることはとても重要です。
- 政治が変わる
- 株価が動く
- 金融資産からの収入が変わる
- FIREへの道のりが変わる
という感じで自分に直結します。
少なくとも、トップニュースになるような出来事は、ほとんどが自分のリタイア時期に直結すると考えたほうがいいでしょう。芸能関係のニュースはそうでもないかもしれませんが笑
- ニュースを読み方
- 自分に関係するんじゃないか
- 報じられている一歩先の仮説を立てよう
- 報じられている裏側を考えよう
菅内閣で株価はどう動くのでしょうか。いまの株式市場は、とくに国内においては、官製市場という面が強いです。日銀の買い支えによって株価が維持されています。菅氏は、この路線を継続することを明言しています。
短期的には、もうすでに起こっていますが、新首相への期待で株価は上がっています。このページが非常にわかりやすいですが、ほとんどの新内閣は最初は期待が高く、後から下がっていきます。株価もだいたいこれに追従します。
こういう過去の例も見ながら、ニュースの利用方法をもう少し見ていきます。
ニュースをみたら、未来ニュースを自分でつくろう
ニュースの使い方は、自分で作ることです。誰かが報じたニュースをいちはやく把握して、株を買うのは難しいですが、自分で作っておけばいいんです。
- たとえば
- 短期的には、期待で株価が上がる(すでに起きています)
- コロナ
- 落ち着くか慣れたとき、政策の寄与度は関係なく、支持率上昇
- 秋・冬にかけて、遅れてきたパンデミックが日本に
- 衆議院選挙2021年10月に任期満了。必ず1年以内に選挙
- いつのタイミングで解散をするか
- レームダックとなった場合の政治停滞
- 合流野党の存在感
- 政権交代への条件(コロナ悪化・米新大統領の対日策変化・景気悪化・五輪中止・閣僚不祥事などが重なればありえる?)
- 米大統領選挙
- 2020年11月実施
- 菅氏の外交手腕は?安倍総理とトランプ大統領のときを思い出そう。
- トランプ大統領が再選されず民主党のバイデン氏交代した場合は?
- 米中関係は?米中接近となった場合に日中関係は?
- 東京五輪の開催
- 日本危機対応に対する国際的評価
- 五輪後の景気減速?国のわかりやすい目標喪失?
- 開催されない可能性
いろんな可能性をとにかくたくさん上げておくことが大事です。
自分がこうなってほしい、というバイアスが必ずかかります。それを避けるのではなく、まず自分の希望するシナリオを書いてから、その逆の場合・少しずれた場合、と考えていくのがコツです。
投資につなげる考え方
いま目の前にある懸案事項は、解決・寛解・忘却されたときには、株価が上る可能性があります。
一方で、新しい懸案事項は必ずすぐに生じてきます。このときに菅内閣はどうなるのかを予想して、シナリオを作っておきましょう。自分がどう行動するのかも忘れずに書いておきます。
通常、危機のなかではリーダーへの支持は高まるものですが、日本の内閣はそうではないことが多いです。基本的には下降線をたどる内閣支持率ですが、回復の局面を作ることができるか、というのが長期政権となるひとつの判断基準です。そういう意味では、危機はチャンスでもあるため、これを利用して自ら架空の危機的状況を演出することがあるので、注視しないといけません。
投資の上でも危機はチャンスになりえます。成長株を見つけるのと、回復株を見つけるのは、原理的には同じ効果があるからです。前者はとにかく運が重要ですが、後者は地道なリサーチ・コミットする勇気・リスクマネジメントがあれば利用できます。
まずは、いま少額から投資を始めてみましょう。チャンスが来てから準備を始めては遅いです。
今回はほとんど箇条書きをもとにした覚書のような内容です。あとで書き直すかもしれません。ありがとうございました。
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