「働きたくない。どうしよう」
「働きたくないっておかしい?」
「働かない生活のためには、何をすればいい?」
働きたくないのはおかしくありません。あたりまえのことです。
フルタイムの会社員として働くのが嫌になったという人に、どうすれば働かない生活ができるかを解説します。「投資から始める」働かない生活です。
ぶたぞう🐷の自己紹介
新卒で就職活動をするときに、働くのが嫌でなるべく激務度が低いホワイト企業をリサーチして就職。節約しながら投資をして、配当収入で生活費の3割は稼げるようになりました。
この記事では次のことを説明します。
- 働かないための3つの方法
- 投資による資産収入が他の方法の問題点を強力にカバーすること
- 投資は簡単に始められるし早く始めるべきということ
働かないための3つの方法
「働きたくない」という悩みを解決する具体的な方法は、3つあると考えています。
- 「投資-資産収入法」
- 生活費を下げて貯金する「節約-貯金法」
- 楽な仕事を続ける「低ストレス労働法」
このなかで、最終目標にして最初に考えるべきは、投資をして資産収入を得ることです(「投資-資産収入法」)。投資による資産収入は、まったく働くことなく手に入れられるという点が、決定的に重要です。

投資するお金があるなら悩まないよ
投資というと何百万円・何千万円という大金を思い浮かべて、自分には関係ないと思うかもしれませんが、少し待ってください。今は数万円(場合によってはもっと少額)から始められます。
投資はお金持ちのためだけのものではなく、庶民が労働ストレスから解放されるために利用すべきものです。すぐにでも始められますし、早い段階から小さく始めることで、「働かない」生き方へ効率的に勧めることができます。

なぜ、投資が重要なのか。比較的手軽に感じられる他の2つの方法、「節約-貯金法」と「低ストレス労働法」を簡単に説明します。
節約や楽な仕事は、有効だがそれだけでは悩みを解決しない
節約することと、楽な仕事につくことは、それぞれ有効性と問題点があります。
「節約-貯金法」 | 「低ストレス労働法」 | |
生活費を減らして貯金を増やすという手法 | 楽な仕事を続けて収入を得る | |
有効性 | ・基本的な財産を作ることができる ・退職後の支出を抑えることができる | ・高くなくても収入を得られる ・労働を増やすことによって収入をあげることもできる |
問題点 | ・費用はゼロにならない ・突発的な出費を想定しきれない ・貯金取崩し生活は精神的にきつい | ・まったり高給は(めったに)ない ・楽な仕事がいつまでも楽とは限らない ・拘束力のゆるい仕事は切られやすく変動が大きい ・低ストレス労働に頼るのは不安が大きい |
それぞれの問題点は、2つを併用することである程度カバーが可能です。
・低ストレス労働で得た収入を、毎月の費用にあてる
→突発出費のために少しずつ積み立てる
・低ストレス労働の収入が途切れた場合には
→更に節約しつつ貯金によって次の仕事までの期間をしのぐ
これによって、お互いの問題点をかなりの部分補うことができます。
しかし、まだ十分ではありません。最大の問題は、この併用方法を取ると、貯金の減少を恐れて、労働の強度を下げられないことです。そうなると、貯金をもっているだけの、低収入・不安定な非正規労働者になるだけです。

何が原因なのかと言うと、貯金を減らさないためには収入が必要ですが、それを労働のみに頼っていることです。なので、貯金減少の恐怖から逃れるために、やめたかったはずの労働に回帰していってしまうのです。
労働に頼らない収入源を投資で得る
両者の問題点をさらに強くカバーしつつ、精神的にも楽な状態で十分に労働強度を下げるためには、もう一つの収入源を持つことです。つまり、労働以外の収入、投資による資産収入にほかなりません。
生活費全額ではなくてもよいので、一部を補えるような金額の資産収入をもつことが必要です。貯金減少の恐怖からフルタイム労働に回帰しないためには、「資産収入があったほうがいい」ではなくて、必ず資産収入を持たなければいけません。

それって結局、投資で資金を10倍にしろとかってことでしょ
投資をギャンブルのように、資金を何倍にもしたり、逆に0円や借金になるものだと考えるのは間違いです。投資は、安心をもたらす細々とした収入を確保するためのものです。
たとえば、2,000万円を投資して3%の配当収入を得られれば、年60万円つまり月5万円の収入が得られます。仕事が途切れても、前月までに貯金を予定以上に取崩してしまっても、働かなくても入ってくる5万円があれば、別の低ストレス労働を見つけて立て直す余裕が持てます。
同額の2,000万円を投資せずに貯金として持っていたら、取り崩していくしかありません。この恐怖に耐えられず、多くの人はフルタイム労働に戻るでしょう。
「お金が貯まってから」ではなくて今はじめよう
そうはいっても、ある程度お金が貯まってからと思うかもしれませんが、そうではありません。いますぐに行動すべきです。
すぐに投資を始めるべき理由は次のとおりです。
時間が大きな味方になること
時間を賭けると複利で資産は大きく増加します。
早めに値動きに慣れること
元本保証でないこと、資産が増減するということに狼狽しないように。
いきなり大金を投資するのはリスクが大きいこと
投資で必要なのは、銘柄選定以上に金額と時間のコントロールです。
投資で稼ぐことの大変さがわかること
節約と労働収入への意識が強くなって、効率的にゴールに進めます。
前述の例で、2,000万円を貯金で持っていた未経験者が、いきなり全額を投資したところで、安定して月5万円の配当を手に入れるというのは難しいです。経験と知識がなければ、あっという間に2,000万円は溶けていくでしょう。

投資も失敗でうまくなります。退職後の虎の子の貯金で初めての失敗をしたら挽回が困難です。なので、定収入があってお金をあまり持っていない時期から、少額で始めることが大事です。
何に投資して何から始めるか
具体的に何に投資をすればいいのか、それも答えは出ています。
- インデックス投資
- 高配当株投資
この2つです。市場全体に投資をするインデックス投資であれば、短期間に何倍にもなるということはありませんが、逆に0円になるような危険もありません。
高配当株投資をすることで、資産収入を確保していきます。早い段階で配当を得る経験をすることが、投資のモチベーションをあげるコツです。
何から始めればいいか、まず最初は証券口座を開設することです。口座を開いたあとで投資をするか迷ってもかまいません。きょうの一つの行動をはじめなければ、変わりません。



ありがとうございました。
コメント
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