こんばんは🐷
ぶたぞうです。最大の固定費である家賃の削減を検討しています。
家賃が高い
家賃が高いです。9月の家計簿では支出のほぼ半分が家賃でした。都内の1K賃貸マンションに5年以上住んでいて、家賃は約10万円(管理費等込)です。
家賃の固定費削減で黒字幅を増加させたい
節約には固定費の削減が有効です。約10万円の家賃を7万円まで下げることができれば、月3万円、年間36万円も節約できる計算です。
年間36万円を4%ルールで割り戻すと900万円にもなります。つまり、900万円を投資してようやく得られる金額を家賃の差額で節約できることになります。非常に大きいです。
リタイアに向けた資産形成をしていっている現状でも大きいですが、リタイア後の生活ではとくに住居費の問題は大きいです。1,000万円近い差が出るとリタイア年齢も変わってきます。
ただし、リタイア後には通勤の利便性を考える必要はないので、もっと家賃の安い地域に住むことで、住居のグレードは下げずに、家賃を抑えることは可能です。
住居に求めること
現在、ぼくが住居に求めることの優先順位は次のとおりです。
- 安全で健康にいられること
- 通勤の乗車時間が20分程度
- 木造以外
- 2階以上
- 虫が出ない
- 静か
- 日当たり
変なところに住んで心や体を壊したくないです。学生の頃にバス通りに面した木造アパートの1階に住んでいて、騒音も大きく、断熱も貧弱で、さらにネズミが出たので実家に逃げ帰った過去があります。
いまは、荷物を減らしているのでそれほど広くなくても良いような気がしていますし、3点ユニットバスも掃除しやすいので避けません。ただ、しっかりした作りの建物で安心して眠りたいです。

これらの優先順位を考えつつ、3万円の家賃ダウンを実現するには、古い物件か狭い物件にならざるをえません。そこを受け入れられるかですね。
部屋の探し方
ぼくは、今の部屋に引っ越すまでは9年ほど実家から通勤していましたが、通勤片道2時間弱は本当に辛かったです。なので、何度も挫けそうになって、そのうちの2年半くらい断続的にずっと部屋を探していました。実際に50部屋以上は内見しましたし、不動産屋も10店以上は回りました。そうして得た結論は次のとおりです。
- 最強はUR
- いい部屋に住みたいなら分譲賃貸
- 普通の部屋を普通に探すなら時間をかける
- 不動産業界は信用できない
ぼくが色々言うまでもありません。(URのことは触れてないですが)こちらの動画が最高に役に立ちます。
2年間の費用の比較
もう少し詳細に、費用の比較をしてみようと思います。
7万円の物件に転居した場合
敷金 | 7万円 | 戻ってこなければ訴訟 |
礼金 | 4万円 | 0が良いけどわからないので半額程度を見積もり |
日割り家賃 | 4万円 | ある程度は重複を覚悟 |
仲介手数料 | 4万円 | 半月分の業者にしたい |
火災保険料 | 1万5000円 | 盛られないように注意 |
保証料 | 3万5000円 | いみわからんけど |
引越し費用 | 4万円 | かなり金額に差があるので相見積必須 |
2年分家賃 | 168万円 | 7万円×24ヶ月 |
合計 | 196万円 |
10万円の物件に住み続けた場合
2年分家賃 | 240万円 | 10万円×24ヶ月 |
合計 | 240万円 |
差額は約50万円
2年間で50万円です。
ちなみに4年間で考えると、転居の場合
更新料 | 7万円 | |
火災保険料 | 1万5000円 | |
保証料 | 2万円 | |
2年分家賃 | 168万円 | |
合計 | 178万円 | |
4年分合計 | 374万円 |
転居をしない場合(いまの契約は更新料・保険料がありません)
2年分家賃 | 240万円 | 10万円×24ヶ月 |
合計 | 240万円 | |
4年合計 | 480万円 |
4年間で100万円です。更新があっても2年間の場合のそのまま単純に倍ですね。
つまり年間25万円というのが正しいところのようです。家賃だけを比べると年間36万円という計算でしたが、もろもろの費用が思いの外かさんで、金銭的な優位性も薄まります。
転居の金銭以外の負担
それに、転居には、お金だけではなくものすごい労力と手間がかかります。
- 部屋探し
- 賃貸契約手続き
- 現在の部屋の解約手続き(敷金返還)
- 引っ越し手配
- 荷造り・掃除・ゴミ出し・引っ越し
- 水道・電気・ガス・通信・住民票移転・郵便転送届・会社へ住所届・定期券・各種金融機関や通販サービス等の登録住所変更などなどなど
- 転居後の慣れない生活の負担(買い物が不慣れで非効率になったりします)

考えるだけで疲れてきました。
転居の金銭以外のメリット
逆に、直接的な金銭面以外のメリットもあります。
- 気分転換
- いろんな街を知ることができる
- 引っ越しを機に持ち物の整理が進む
- 転居スキルが上がる
気分転換になって、リタイアへのモチベーションが上がるのはとても大きいです。いろんな街を知ることはリタイア後にも財産になります。引っ越しで荷物をまとめれば、もっと物を捨てられそうです。
リタイア後にどこに住むのか決めていませんが、通勤を考えなくて良くなるので、一箇所に縛られる必要もなくなります。なので、数年ごとに適当な地方を転々とすることも楽しそうだと思っています。フレキシブルに生きるには、安くスムーズに転居できるスキル、フットワークの軽さも大事です。国内だけでなく、物価の安い海外で暮らすという「地理的アービトラージ」にも興味があります。

いつでも転居ができるようになっておくのは、人生の強みになります。多くの人が土地に縛られすぎて、周りを巻き込んで不幸になっています。面倒がって動かないでいると、精神的にも社会的にも劣化が進みそうです。
とりとめのない内容でしたが、お読みいただきありがとうございました。引き続き検討していきます。とりあえず、内見だけでもしてみようかな🐷
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