米国株が下落しています。

事実が同じでも、受け取り方はまた別のこと
「コロナ対策に追加財政支援が必要」ということで下がっているらしいです。意味がわかりません。追加財政支援自体はプラスなのではないでしょうか。コロナの脅威と回復に時間がかかることが認識されたということでしょうか。

たとえば、逆に「追加財政支援は不要」「コロナ禍の収束は時間の問題」という発言があったら上がったのでしょうか。「金融当局は実行的な対策をとらない、現実逃避だ」などと言って、結局下がるのでしょうか。
どちらとも取れるようなニュースに対して、どう反応するかも結局はわからないのです。
たとえば、雪女がいきなり目の前に現れたとき、「こわい!」というか「美しい!」と言うか。最初に叫んだ人の反応に、みんな倣っていくのです。

何が起こるかを予想することも難しいですが、それを予想ができたとしても、それに市場がどう反応するかを予想するのも難しいです。というか、無理です。
前回の大統領選挙においても、トランプは「市場が最も嫌う不透明性」といって下がると思いきや、減税政策に期待して上昇に転じました。ブレグジットでもよくわからない理由で乱高下しました。
短期のニュースは、その反応にいち早く乗るのではなくて、みんなの近視眼的な動きを利用するのが大事です。
暴落時にやるべきこと、やってはいけないこと
暴落時にやるべきこと
- 事前に監視していた銘柄の下落状況を確認
- 「安くなったら買いたい」と目をつけていた銘柄がどうなっているかを確認する
- 下げが大きい銘柄について他の要素がないかを確認
- 監視銘柄のうちより下落幅の大きい銘柄について個別の原因がないかをニュースなどで確認する
- 市場全体の下げに対してただ過剰反応しているだけであれば好機
- 事業に疑問を生じるような事態が起きていれば要注意
- 展開を想定し、投資金額を設定
- これからも下げるかもしれないし、反発するかもしれないと再認識
- どちらの場合でも次の手が打てるような投資金額を設定
- 時間分散により購入開始
- 少しずつ購入を開始
- 一番安いタイミングで買おうとしない
暴落時にやってはいけないこと
- あわてて売ってしまうこと
- ずっと利益は伸ばせない
- 手数料を取られ続ける
- あわてて全力買いに走ること
- まだこれから下がるかもしれない
- いまが底だなんてだれにもわからない
- なにもしない
- 長期投資では少ない行動のタイミングをのがさない
- 投資の経験値を上げる好機
一点予想はしないけど、想定はして対応します
今回は、いまのところ暴落というほどのことでもないかもしれません。しかし、大暴落の入り口だという可能性も、もちろんあります。特定のシナリオに賭けず、いろんな事態を想定して、落ち着いて対処していきたいと思います。
少し円安方向に動いているのは何故なんでしょうか。円高になってたら、まずドルを買う場面なんですが。

これからも注視していきます。なにか買ったらまた報告します(売ることはしばらくないと思います)。
ありがとうございました。
コメント
[…] そういうなかで、株価が下がっているので、米国株を買い増しをすることにしました。 […]